縁は異なもの味なもの2

私の会いたかった鼻黒、立ち耳の子はほんの5分ほどの違いで、べつの新たな飼い主さんを見つけた。

もう少し早く、喫茶店で時間を潰さずに向かっていたら、あの子はうちの子になっていた。

何よりも一匹でも新しい飼い主さんが見つかることが1番大切。

私とその子に縁が無かったのか。

いや、その新しい飼い主さんがその子とすごく縁があったってことだと思う。

 

保健所の職員さんは色が違う子ならたくさんいますが…。毎日のようにたくさん収容されるんです…と。

 

この県は保健所に収容される犬。いわゆる野犬が圧倒的に多く、毎日のように住民の方から電話が寄せられるそう。家の軒下でが野犬が子供を産んだとか、どこそこで野犬が歩いていた…とか。

動物愛護団体さんも間に入ってくれて、約8割が譲渡されるとの事。思ったより譲渡割合が多くてホッとしました。

それでも数が減らなくて、愛護団体さんもシェルターがいっぱいで引き取れない状況だそう。

 

引き取るか引き取らないかは分からないけど、まずは今いる子たちを見に行くことにしました。